こんにちは！！
喜神サービスのブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
豊見城営業所の伊良皆です！
今回は、最近よく見かける「外壁塗装の一括見積りサイト」についてお届けします。
今や一括見積もりサイトは様々な業界で利用されています。自動車保険や医療・生命保険、引っ越しや旅行先のホテルなど、みなさんも一度は利用されたことがあるのではないでしょうか。
ネットの普及により簡単さや便利さが求められ、見積りの比較がしやすいこと、価格やサービスの情報が透明になることから、一括見積りサイトは増え続けています。住宅関連でも、新築・リフォーム・水回り改修など種類ごとにサイトがあり、外壁塗装の見積りだけで数社もあるほどです。
一括見積りに対しての疑問
弊社のようなリフォームや外壁塗装を行う立場からすると、家や建物といった生活の基盤であり「末永くつきあうもの」に対して「なぜ一括見積りサイトが存在するのだろう？」という疑問は少なからずあります。（ちなみに、喜神サービスではどの一括見積りサイトにも登録しておりません）
というのも、医療保険のような無形のものではなく、自動車保険のように一年で更新するものでもありません。引っ越しやホテル、美容室やエステのように「気に入らなかったり、合わなかったら次回は別のところにしよう」と割り切れるものでもないからです。
さらに、外壁塗装はそれぞれの会社で提案の自由度（取り扱う塗料・専門知識の量・工法の技術力・発想力・診断技術など）に大きな幅があります。形に残る大切な資産に手を加える判断として「単純比較」するには適していないという印象があります。
では、なぜ外壁塗装や屋根修理の一括見積りサイトが存在するのでしょうか？
そのひとつに、外壁塗装、屋根、防水工事といったものが一般的に広く知られているものではないため、どのように見積もるのか、どうやって業者を選ぶとよいかなど、判断基準が分かりづらいことが上げられます。
（これは弊社にとっても課題であり、みなさんに分かりやすくお伝えし、知っていただくための努力をしていかなければならない部分でもあります）
また、外壁塗装は面積や塗料の種類により価格の上下に幅があるため、相場が把握しづらいことも一因かもしれません。
率直に申しますと、一括見積りサイトは「仲介」することで利益が発生するので、その分は必ず「どこかの価格」に反映されることになります。この「どこか」という部分がまったくもって不透明なのです。見積りサイトが逆に費用や価値の分かりづらさを促進させている。そんな一面もあるのではないでしょうか。
こういったことを含め、外壁塗装の一括見積もりを利用したいと考えている場合に気をつけておきたい点をまとめました。
サイトによっては信頼性の低い業者を紹介することも
見積りサイトを利用するなら、審査基準を設けているサイトかどうかの確認をしましょう。
建築業許可証（一般・特定）を所持しているか、塗装技能士の資格を所持しているか、過去に行政処分を受けていないか、財務状況はどうかなど一定の基準をクリアした業者だけを登録するサイト以外では、信頼性の低い業者を紹介されるおそれがあります。
また、基準を満たしているから信頼できるというよりも「一定の基準を満たしていることは最低ライン」と考えるといいでしょう。
（審査基準の高い「公共工事」にエントリーしている会社は、経営事項審査というもので財務状況も審査・公開されています）
相場より安い場合は気をつけましょう
相場より安い、他業者よりも大幅に見積りが低い場合は、何らかの工程が省かれたり見落とされている可能性があります。とにかく安く塗装したいというだけで依頼しても、長持ちする塗装でなければすぐに塗り直すことになったりします。適正な価格には、必ず根拠があります。安いには安いなりの仕上がりにならざるを得ない理由があると認識しておきましょう。
いちいち業者に連絡するのは面倒と思った時
どこに依頼したらいいかわからない 、安くて信頼できる業者を調べるのは大変という方にとって、一括見積サイトは便利な存在かもしれません。
評判の良い数社を紹介してくれるなら自分で業者を探す手間も省けますし、各社の見積もり金額やアイディア提案などを比較できるので、塗装費用の適正価格や相場感もつかめます。見積りを「数字」として比較するなら便利に利用できると思います。
ただし、実際の現地調査をしなければ正確で最終的な見積りは出ません。
パソコンやスマホの画面で出された見積りは、あくまでもおおよその価格です。最初の話と違うなどトラブルに発展する場合もあります。面倒なことは避けたい、よけいな時間を取られたくない場合は「エリア名（地域）＋外壁塗装」で検索し、塗装業者のサイトや口コミを確認した上で、直に連絡を取ることをおすすめします。
個人情報に気を配りましょう
見積りを作成する側にとって必要なものは「情報」です。依頼する側からは家の広さや何階建てといったことから、連絡のための名前、メールアドレス、電話番号など「個人情報」を差し出すことになります。
ある意味「個人情報と引きかえに見積りを受け取る」とも言えるでしょう。
そのため、見積りサイトに新規登録する場合は、どのように情報を扱うかというプライバシー保護についての約款や利用規約をよく読み、同意できるかどうか確認することが重要です。
特に気をつけたいのは「情報の二次利用」について。二次利用とは、提供された情報を元に目的以外で使用することを指します。この場合、見積もりサイトなどで提供した個人情報が他の目的で使用される場合が考えられます。この項目があるかどうかは必ず確認しましょう。
見積りサイトを利用するなら、個人情報やプライバシーに関連する情報の流出や二次利用の懸念があるという前提を認識しておきましょう。
最後に
ここまで、一括見積りサイトを利用する上での問題点や気を付けたい点をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。みなさんのお悩みやお困りごとの解決のために、弊社がお力になれることがあれば幸いです。
㈱喜神サービスは県内のリフォーム実績NO.1を頂いており、住宅の総合リフォーム会社として広く認知されております。お客さまのご要望に合わせた丁寧なヒアリングを行い、最適な提案をさせていただきます。また、建物の現場調査・診断・見積もり・プランの作成まで対応しております。まずは無料相談をご活用ください。
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